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マリを探しに行けるか?時を超えたキセキの物語・マリと子犬の物語

3月11日。津波の映像が流れたあの日の事は一生忘れる事ができないと思います。

新潟県中越地震が起きたのは2004年。阪神大震災以来の大きい地震だったと言います。その後、大きい地震が相次ぎ、今や、巨大地震がいつ起きてもおかしくない、不安と恐怖が付きものの日々、それでも今を懸命に生きる…という事。

1(11)の呪縛?

今朝、偶然気づいたのですが、なぜか大きい事件や再開に⒒が付くのが多い?と思ったのです。

アメリカ同時多発テロ事件・9月11日(2001年)

関東大震災・9月1日(1923年)

阪神淡路大震災・1月17日(1995年)

東日本大震災・3月11日(2011年)

能登半島地震・1月1日(2024年)

何故か気になる…6月11日が無事に過ぎていきますように願います。

あらすじ

新潟県山古志村に暮らす石川家は、役場職員の優一、息子の亮太、妹の彩、祖父の優造の4人家族。ある日、彩が原っぱで捨て犬を拾い、石川家に新しい家族が加わった。子犬はマリと名付けられ、家族の愛情を受けながらすくすくと成長し、やがて三匹のかわいい子犬を産み母親となった。亮太と彩は大喜びし、子犬たちと一緒に野原を駆け回って遊んでいた。しかし、喜びもつかの間。山古志村を、想像を絶する悲劇が襲う。果たしてマリは、我が子を守り抜くことが出来るのか。そして家族は、再び一つになれるのか。それぞれが、かけがえのないものを守るため、大きな力に立ち向かおうとしていた…。(C)2007 「マリと子犬の物語」製作委員会

 

感想

「マリと子犬の物語」の原作は実話を基にした絵本『山古志村のマリと三匹の子犬』だそうです。➡マリと子犬の物語 - Wikipedia

三匹の子犬を初産した、新潟県山古志村のマリ。幸せいっぱいのマリを、その当日、中越地震が襲う。全村避難の中、もうすぐ雪に埋もれる村で、三匹の子犬と置いてきぼりにされたマリの運命は? 16日後、村に帰った飼い主が見た感動の光景とは? 実話を元にした、愛と感動と涙の物語➡https://www.amazon.co.jp/

映画を観たのは子供が幼い頃で、一緒に泣きながら観たのを覚えています。地震のシーンで子供はかなり怖がってたので、実際、地震を経験した方が感じたその恐怖は大きなトラウマになると思いました。被災地・被災者という言葉にはなんとも言えない何かが含まれている気がします。いつ自分に起きるか分からない。ある意味、当たるか、外れるか、だったその差…とも言えるかもしれません。

 

映画では震災前の生活と震災後の避難所での生活も詳しく描かれていて、地震が起きてからの流れを把握することもできる、ある意味、地震対策映画にもなるので、子供と一緒に観るのもお勧めです。

 

地震は人間だけではなく、動物にも大きな試練であることも改めて考えさせられます。

私なら、マリを探しに行けるだろうか。正直な気持ち、無理だと思います。

純粋なその気持ちが行動を起こし、それがキセキと繋がったのは幸いですが、その反対の事を考えるとゾッとする気持ちもあります。

 

映画には小林麻央さんも先生役で出演されています。ちなみに小林麻央さんも新潟出身だったので、映画に対する思いは格別だったのではと思います。笑顔が素敵だった小林麻央さん、天国でもお幸せに。

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