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菊花の香り: 純粋な愛と実話に基づく韓国映画

『菊花の香り』は韓国で2003年上演された映画。作品のストーリーは大学生のイナ(パク・ヘイル)とヒジェ(チャン・ジニョン)の長年にわたる純粋で可憐なラブストーリーです。
原作は同じタイトルの小説『菊花の香り』…実話を基に書かれた故にあまりにも純粋なその愛が韓国でも大きな話題を呼びました。
その実話を基にした『菊花の香り』が原作である映画『菊花の香り』が上演されてから数年、思いもよらぬ事が起きます。
映画『菊花の香り』で胃がんで亡くなるヒジェ役を演じたチャン・ジニョンさんはその6年後になる2009年、嘘のように同じ胃がんでこの世を去ったのです。

菊花の香り・ヒジェ

『菊花の香り』は彼女の遺作になってしまいましたが、今でも愛され続けられ、特にチャン・ジニョンさんが演じたヒジェのテーマ曲は今も聴く人の心に響いています。

✅歌詞・cinemaholic訳

日差しは私たちのため降り注ぎ、風も私たちを一緒に包んでくれたね。

私たちの笑い声で季節はまた変わったよ。

風に揺れる髪の毛

風が運ぶあなたの香り

綺麗な瞳も笑い声も

そのすべてが私の物だと思った。

このような愛と幸せ、たやすいと思ったよね。

でも、こんな笑顔、こんな祝福、そんな簡単に私に来るわけないよね。

涙さえ、泣く事さえできない私

本気で泣いたら私があなたを送った事になりそうで

あなたは旅立つその刹那も

私の事を心配したのですか?

何もできない私、

あなたが離れて行ったとしても

私はあなたを行かせた事はない。

未だにあなたは私が生きる理由なのに

このような愛と幸せ、たやすいと思ったよね。

しかし、こんな笑顔、こんな祝福、そんな簡単に私に来るわけないよね。

涙さえ、泣く事さえできない私

本気で泣いたら私があなたを送った事になりそうで

あなたは旅立つその刹那も

私の事を心配したのですか?

何もできない私、

あなたが離れて行ったとしても

私はあなたを行かせた事はない。

待つ事はまた始まる事

どれほど愛していたのか

どれほどもっと愛していたのか

忘れないでください

あなたのいる、あそこで私の事を

思いながら待ってね

限りなくあなたに近づく私だから

햇살은 우릴 위해 내리고
바람도 서롤 감싸게 했죠
우리 웃음 속에 계절은 오고 또 갔죠
바람에 흔들리는 머릿결
내게 불어오는 그대 향기
예쁜 두 눈도 웃음소리도
모두가 내 것이었죠

이런 사랑 이런 행복 쉽다 했었죠
이런 웃음 이런 축복 내게 쉽게 올리 없죠
눈물조차 울음조차 닦지 못한 나
정말로 울면 내가 그댈 보내준 것 같아서
그대 떠나가는 그 순간도
나를 걱정했었나요
무엇도 해줄 수 없는 내 맘 앞에서
그대 나를 떠나간다 해도
난 그댈 보낸 적 없죠

여전히 그댄 나를 살게 하는 이율 테니
이런 사랑 이런 행복 쉽다 했었죠
이런 웃음 이런 축복 내게 쉽게 올리 없죠
눈물조차 울음조차 닦지 못한 나
정말로 울면 내가 그댈 보내준 것 같아서
그대 떠나가는 그 순간도
나를 걱정했었나요
무엇도 해줄 수 없는 내 맘 앞에서
그대 나를 떠나간다 해도
난 그댈 보낸 적 없죠

기다림으로 다시 시작일 테니
얼마나 사랑했는지
얼마나 더욱 사랑했는지
그대여 한순간조차 잊지 말아요
거기 떠나간 그곳에서 날
기억하며 기다려요
한없이 그대에게 다가가는 나일 테니

 

菊花の香り・ラジオ

イナの勤め先がラジオ局という設定になっている事もあって、映画ではラジオ放送のシーンがよく出ます。そのラジオ番組のDJを務める方は実際、韓国でも人気のあるアナウンサーのチョンウンアさん、便りを読み上げるチョンの演技も映画の奥を満たしてくれます。
イナがPDを務めるラジオ番組に寄せられる悲しい恋の話。その便りは自分が胃がんという事をイナに話せないヒジェからの微かなる生きようとする意地とも言える。やがてその内容が自分に向けた事を知る事になったイナ。その後、彼らの運命は…。

セリフ

同じ時間を過ごしても運命の人に会えないこともあるわ。

僕は愛だと言いましたが、彼女は愚かな情熱だと言いました。
僕は永遠と言いましたが、彼女は瞬間だと言いました。

君の命に感謝します。

なぜ私を愛してるの。君だから。

結婚は人生最大の約束よ。それを忘れなければつらい日があってもきっとしあわせになれる。

愛していると言えなかったことありがとうと言えなかった事を後悔していると伝えたいのです。

苦しむのは私一人で十分。

ママが幸せなら子供も幸せよ

ヒジェや、生きろう。

おわりに

演技派俳優として期待され、愛されたチャン・ジニョンさんが2008年胃がんが見つかって闘病生活が始まります。すると、所属事務所は彼女と無条件の再契約を結び、闘病生活を応援する傍ら、闘病中の写真が流出されないように管理するなど最期まで彼女を見守ってくれたようです。有名人だって、孤独死も多い中、チャン・ジニョンさんに対する所属事務所のやり方は韓国で暖かい話題を呼びました。

チャン・ジニョンさんは闘病中に「貧しい環境で勉強する人々を助けたい」という思いがあったため、その意志をお父さんが繋いで今も学校などに寄付を続けているようです。

生前も死後も人に愛され、未だに多くの人を助けてくれるチャン・ジニョンの天国での安らかなご冥福をお祈りいたします。

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昨年はPrime対象でしたが、現在、Prime対象外です。