『はじまりのうた』の原題は『begin again』。映画を観たのはもう数年も前の事。正直、タイトルからはあまり期待できず、とりあえずという気持ちで観始めたのが、スタートからしばらくして、えっ!と魅入ってまって、始終、映画から目が離せなく、あっという時間が過ぎてしまったという…映画。
今は殆ど忘れてしまったけど、路地裏に遊んでいることも達をいきなり録音に入り込んだり、ビルの屋上での演奏で感じたたっぷりのビートルズ感などは未だに輪擦られません。
何もかもが上手く行かない時。未来はもうないと思ってしまう時。何より、今を生きるのが精いっぱいで明日に何の希望も持たない時…おすすめの映画です。
あらすじ
ニューヨークの街角を録音スタジオに!?ミュージシャンの彼デイブ(アダム・レヴィーン)に裏切られ、ライブハウスで歌う失意の主人公グレタ(キーラ・ナイトレイ)。偶然居合わせた落ちこぼれの音楽プロデューサーのダン(マーク・ラファロ)との出会いがデビューの話しへと発展するが、録音スタジオは、なんとニューヨークの街角!?!?路地裏、ビルの屋上、地下鉄のホームとゲリラレコーディングは実施され、この無謀な企画が小さな奇跡を起こし始める。そしてアルバムが完成したその日、誰もが予想できなかった最高の「はじまり」が待っていた。(アマゾンプライムから引用)
感想
…次の一歩は君だけの強さ…
心が涙でいっぱいのまま…スティーブに無理やり舞台に立たされて自作の歌を歌うグレタ…。帰り道の電車駅で自殺でもしようと思った酔っ払いおっさんのダン。
この世の果てで消えてしまいそうな二人の出会いが未来を変える…。
グレタの歌に彼にしか浮かばないアレンジから目が覚めて…ニューヨークをまるごと録音スタジオに変身させる彼らの熱情にはワクワクが止まらない。
バイオレットを連れてきたミリアムが屋上の椅子に座るシーンで彼女が…一瞬…オノ・ヨーコさんに見えたのは不思議。
この映画の一番の気に入りはダンとグレタの間にありふれたラブシーンが生じない事。やればいくらでもできる泥恋にこの映画は接近すらさせない。それによってこの映画は差別性も保ちながら、彼らを心から応援することができる。
音楽の魔法で…今を幸せに変えてくれる映画…。
はじまりのうた・アマゾンプライム
もう一回観たいなと思ったら、今のところプライム対象外でした。
はじまりのうた・Lost Stars
✅( )はグーグル翻訳からの翻訳、【 】はcinemaholic訳です。
Lost Stars・歌詞