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毎日、映画のように🎬🍭📍🍿🌿

心の再生と絆への道・「ちょっと今から仕事やめてくる」

 

自分の経験でもありますが…「眠たい」…という言葉には…「死にたい」という思いを超える時があると思います…。

あなたが…近づく電車に身を投げたくなるほど疲れ切った日は…この映画を観てほしい。

あらすじ

ブラック企業で働く青山(工藤阿須加)は、ノルマ・長時間労働・上司のパワハラで精神的に追い詰められていた。疲労のあまり、駅で電車に跳ねられそうになってしまった青山を助けたのは、幼なじみのヤマモト(福士蒼汰)と名乗る男。青山はその男を覚えていなかったが、ヤマモトの強引なペースに乗せられ一緒に時間を過ごすうちに、前向きになり仕事も順調に進んでいくようになる。そんなある日、青山がヤマモトについて調べると、何と3年前に自殺していたことが分かる。あの男は一体何者なのか?そして、ヤマモトから勇気をもらった青山が下す決断とは・・・?

(C) 2017 映画「ちょっと今から仕事やめてくる」製作委員会[俳優・監督セレクション][邦画コレクション][邦画コレクション]

セリフ

…生きる事は希望を持つ事…。

…人は希望をなくしたらどうなるの?希望はなくならない…みえなくなってしまうだけ…。

…生きていれば辛いことがある。だけどどこかに必ず希望はある。希望がなければ探せばいい。見つからなければ作ればいい。そして…もし…その希望さえ失ってしまったら、また…最初からやり直せばいい…。

…心が生きていれば誰も一人じゃない…。

感想

もう30年近く前の事ですが、ミニ中古車を購入して、車を運転していた時、あまりの眠気に襲われる事もしばしば、気が付けばハンドルを持ってウトウトしている自分がいて、その時は死んでもいいから寝たいという気持ちが強かった時がありました。まさに、「死」を超える「眠気」…。

その年にバスとの接触事故を起こし、翌年かな…運電はやめて、車も売りましたが、あの時の事を今も思い出す度、ぞっとします。

仕事とは何なのか。生きるという事は何なのか。死にたいほどつらい時でさえ、そばに心を許せる誰かがいれば、乗り越えられるのではと映画は教えてくれます。その誰かは必ずしも生きている人間でなければならないという訳ではありません。

自分の心から生み出した勇気、信念、愛、希望でもかまいません。愛するペットでも、野良猫でも。

希望さえ失ってしまったら時、さすかに…また…最初からやり直す事は誰でもできる事ではないでしょうが、「心が生きていれば誰も一人じゃない」という言葉が心に残ります。

偶々観た一話でかなり衝撃なうけた『おっさんずラブ』の吉田鋼太郎さん、『光る君へ』の黒木華を含む演技派俳優さんの恐ろしいほどリアルすぎる…演技も見どころです。

主題歌・コブクロ「心」

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