cinemaholic

毎日、映画のように🎬🍭📍🍿🌿

2026-01-01から1年間の記事一覧

『重版出来!』第1話を見返して──優しさは、本当に届くのか

久しぶりに見返した『重版出来!』 何年ぶりでしょうか。 Amazonで偶然『重版出来!』を見つけ、この前、久しぶりに第1話を見返しました。 以前見た時も夢中になった作品でしたが、あの時の自分は畑に夢中だったのですが、今の自分はブログを書き、音楽を作…

読んでみたいのに読めない──物語の中に登場する架空の本たち

映画やドラマを見ていると、「その本、本当に出版してほしい」と思うことがあります。 物語の中にだけ存在する本や漫画なのに、登場人物たちの思いが詰まっているからこそ、実在する作品以上に心に残ることがあります。

もう一度見たくなったドラマ『重版出来!』&『今日のウェブトゥーン』

重版出来! 重版出来! 韓国版『今日のウェブトゥーン』もおすすめ まとめ 重版出来! Amazonプライムで数年前に見て、とても印象に残っているドラマがあります。それが『重版出来!』です。 出版社を舞台に、本を作る人、届ける人、それぞれの仕事や思いが…

『アルジャーノンに花束を』:原作を知っているからこその楽しみ

この前、久々、アマゾンプライムで映画やドラマを探しているときに、『アルジャーノンに花束を』がドラマ化されていることを知り、とても驚きました。 この作品は以前オーディオブックで聴いたことがありますが、独特の世界観と主人公の変化に強く引き込まれ…

『MESSI/メッシ-頂点への軌跡-』|ワールドカップとキャリアを追ったドキュメンタリー

メッシ-頂点への軌跡 FIFAワールドカップが進む中で、リオネル・メッシの存在感は今大会でも際立っています。 開幕戦から得点を重ね、チームを勢いづける中心として試合の流れを引き寄せている。そのプレーは単なる得点にとどまらず、攻撃全体のリズムその…

運命は変えられるのか――『私の夫と結婚して』を見て

韓国ドラマ『私の夫と結婚して』 韓国ドラマ『私の夫と結婚して』を視聴しました。 2024年に放送された作品で、夫と親友の裏切りによって命を落とした主人公カン・ジウォンが、10年前に戻り、人生をやり直す物語です。 あらすじだけを聞くと復讐ドラマのよう…

時間が限られた母が選んだ“準備”という名の選択:映画『母の支度』

韓国映画『母の支度』は、母が息子を「自分なしでも生きていける人間にするために」、限られた時間の中で静かに準備を重ねていく物語です。 この作品に描かれている愛情は、ただ守り続けることではありません。むしろ、自分がいなくなった後を見据えながら、…

愛と現実のはざまで:映画『私の愛、私のそばに』感想・考察(ネタバレあり)

韓国映画『私の愛、私のそばに』は、ALS(筋萎縮性側索硬化症)を患う青年と、その幼なじみの女性との関係を通して、「愛」「時間」「現実」「別れ」を静かに描いた作品です。

『レンタル×ファミリー』考察|AI時代に見る「作られた関係」のリアル

あらすじ 感想 AmazonPrime あらすじ 子どものために父親を“レンタル”するシングルマザー。束の間の幸せを得る人、金で買える幸せにやがて依存していく人、そして“父親”が実は雇われていた他人だったということを知った子どもーー。家族の在り方も、幸せの価…

“伝えるんだ”という言葉が残したもの|映画『5・18』

あらすじ 感想 俳優・アン・ソンギ セリフ 光州事件(光州事態)とは? なぜ起きたのか? 10日間の経過 ① 5月18日:始まり ② 5月21日:発砲と市民軍の結成 ③ 解放された光州(数日間の奇跡) ④ 5月27日:制圧(悲劇の結末) なぜ「情報の孤立」が起きたのか…

『ロストケア』感想 — 絆は、時に呪縛にもなる

映画を観ながら、何度も涙が出ました。 これは単なる介護サスペンスではない。介護、家族、尊厳、孤独、自己責任、そして「救い」とは何か。観終わった後も、簡単に答えを出せない問いが、静かに胸へ残り続けます。 あらすじ 「安全地帯」にいる人間には分か…

「痛くない死に方」とは何か|在宅医療と看取りの現実と限界

感想 終末川柳 セリフ まとめ AmazonPrime 感想 「痛くない死に方」は、在宅医療における看取りの現実、延命と緩和ケアの間に生じる葛藤、そして「住み慣れた家で最期を迎える」という選択の意味を描いた作品です。 在宅医療は“家に帰る物語”として描かれる…

不朽の名作:モノクロ映画『道』が今も心に残る理由

最近、Amazon Primeで期間限定無料配信されていた映画『道』(1954)を観ました。かなり昔のモノクロ映画ですが、私にとっては「名作」という言葉だけでは足りないほど、深く心に残る作品でした。 実はこの映画、私はずっと昔、いつ観たのかも思い出せないほど…

努力は報われるのか──『フィガロに恋して』を観て

フィガロに恋してを観た感想と考察。夢を追うこと、才能と努力、そして本当の愛とは何かを、マックスとミリーの関係や愛の讃歌の旋律とともに丁寧に振り返ります。

なぜ裁かれないのか ― 『トガニ 幼き瞳の告発』が残す問い

はじめに 「トガニ 幼き瞳の告発」を観て、最後に心に残ったのは、 なぜ、ここまで明らかな出来事が、正しく裁かれないのかという疑問でした。 この作品は、観終わったあとに何かが解決する映画ではありません。むしろ、「なぜ」という問いだけが、静かに、…

ジャンルだけロマンス:色を混ぜても、その色は消えない。 ロマンスの先にある、もう一つの関係の在り方

あらすじ 7年もの間全く執筆できていない元ベストセラー作家ヒョンは、まさに崖っぷち。そんな中、失恋し情緒不安定な高校生の息子ソンギョン(ソン・ユビン)は学校も行かずに遊び惚けている。心配ごとが尽きないヒョンの前に作家を目指す男子学生ユ・ジンが…

老いていくということ、その隣にあるもの:ディア・マイ・フレンズ

二度目の視聴となった ディア・マイ・フレンズ。 それでもなお、観るたびに新しい問いを残していく、不思議なドラマでした。 作中では、認知症、病、詐欺といった「老い」の現実が、容赦なく描かれていきます。 目を背けたくなるほど生々しい場面も多く、決…

幸せは『いいね』の数じゃ決まらない―韓国ドラマ『影美女』が教えてくれる幸せの本質

クラスでいじめられる女子が、SNSでは完璧なインフルエンサーとして活躍する韓国ドラマ『影美女』。虚構の人気と現実の自分とのギャップ、社会の外見偏重、自己肯定感の回復まで、現代のSNS社会を象徴するテーマが描かれています。 ドラマは二重生活やSNSで…

「勇敢な市民」校内暴力と希望の対立:勇気ある立ち上がりを描く韓国映画

あらすじ 感想 ボクシングシーン まとめ AmazonPrime あらすじ 非正規採用である高校に赴任してきたソ・シミン。そこはハン・スガンという生徒の暴力に支配されていた。有力者の親に守られて教師も警察も手出しできないのをいいことに、スガンの傍若無人な振…

家族という重さと光——『ギルバート・グレイプ』が残したもの

家族を支える青年ギルバートと、弟アーニー。 小さな町で繰り返される日常に、旅人ベッキーが風を運ぶ。 優しさと重さが静かに重なる、忘れられない物語。

映画『山のトムさん』から学ぶ、日常の小さな幸せ

少しゆったりとした時間の流れや、人とのつながり、自然の豊かさを感じられる映画『山のトムさん』。観ると、日々の忙しさや焦りを少し忘れて、穏やかな気持ちになれる作品です。 あらすじ 遠くを見ることの大切さ 畑や縁側、自然とともにある暮らし 人との…

二十年前の映画が、今の現実を映していた:『The Day After Tomorrow』

二十年前の映画が、今の現実を映していた。 そう感じながら観たのが、2004年公開の『The Day After Tomorrow』でした。20年も前に作られた映画なのに、まるで今日の世界を映しているかのようで、怖いほどでした。 異常気象、警告を無視する社会、分断された…

言葉を超えた奇跡——『Flow(フローア)』を観て

『Flow(フローア)』 先日、アカデミー賞を受賞したアニメーション映画『Flow(フローア)』を観ました。言葉では言い表せないほど、美しくい作品でした。今まで観たことのない幻想的な世界が広がり、まるで画面の中に引き込まれるような感覚に包まれます。…

小さなキセキが芽吹く部屋で ―『子猫のキス』

あらすじ 妻を失い深い喪失感に苛まれた童話作家チョ・ヨンヒは、妻の想い出の部屋に入れないでいた。ある日その部屋に隠されていた子猫を通じて、父と娘の心が再びつながっていく。女性監督ファン・スビンが描く、喪失と再生のヒューマンドラマ。(C) 2022 M…