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毎日、映画のように🎬🍭📍🍿🌿

映画『山のトムさん』から学ぶ、日常の小さな幸せ

少しゆったりとした時間の流れや、人とのつながり、自然の豊かさを感じられる映画『山のトムさん』。
観ると、日々の忙しさや焦りを少し忘れて、穏やかな気持ちになれる作品です。

あらすじ

東京で暮らしていたハナ(小林聡美)は、友人のトキ(市川実日子)、トキの子どもトシ(佐々木春樺)と、慣れない田舎での生活を始めます。そこに中学を卒業したばかりのハナの甥アキラ(伊東清矢)が加わり、4人の新しい家族の暮らしが始まります。近くに住み、何かと相談に乗ってくれるゲン(光石研)とシオリ(高橋ひとみ)の夫婦に助けられながら、少しずつ慣れていく畑仕事の毎日が続きます。そんな中、ネズミ退治の目的で飼われた新しい家族、猫のトムがやって来ます。やんちゃな猫トムに、少しだけ振り回されながらも、人間と動物たちが、やがては楽しく共生していく、そんな田舎暮らしのお話です。(C)2015 WOWOW INC.

遠くを見ることの大切さ

「何でも自分の思い通りにはいかないものよ。でもそれが面白かったりするんだよね。
近い時間ばかり見ていたらかえって何も見えてこないものよ。
はるか遠くをみたりすれば近くが見えたりする事もある。」

目の前のことばかりにとらわれ、焦ったり怒ったり落ち込んだり…そんな繰り返しだった私に、映画は「少し遠くを見てもいいんだ」と教えてくれました。ゆっくりでいい、答えを急がなくていい。そんな安心感を感じます。

畑や縁側、自然とともにある暮らし

映画の畑のシーンは懐かしく感じました。私も三年間畑をやっていたことがあり、土や植物の香り、育てる喜びを思い出しました。
そして縁側に座って空を眺める時間。風や光、季節の変化を肌で感じながら、じっとしていられる静かな時間の豊かさ…一日でもいい、そのような生活をしてみたいです。

人とのつながりの大切さ

何でも助けてくれる隣人の夫婦がいなければ、あの生活は維持できません。人は一人では生きられない。支え合うことで、暮らしは豊かになり、安心も生まれる――そんなことを映画を通して感じました。

怒らない登場人物たち

小さいお子さんや母親を含め、彼らはどんなことがあっても落ち込む事はあっても、怒起こる事はありません。現実の私はすぐに焦ったり怒ったりしてしまうので、不思議で仕方ありませんでした。

手間をかける豊かさと読み聞かせ

原稿を出すために郵便局に向かうシーンがありますが、今ならメールなどのやり取りで郵便局まで行く必要はないのではとは思いますが、実際はどうでしょうか。ちょっと知りたい。

また、主人公が子どもたちに本を読んであげるシーンでは、石井桃子さん翻訳の児童書『たのしい川べ』が登場します。読み聞かせを通して、日常の小さな喜びや優しさが伝わっくるシーン印象的でした。町内で、このような読み聞かせができる場所があれば、子供たちにどんなにいいのだろうか。羨ましい環境でした。


猫「トム」の成長

映画タイトルにもなっている猫のトムは、ネズミ退治のために家にやってきます。かわいい子猫が少しずつ成長していく様子も心温まるシーンで、家族や日常の豊かさを象徴しています。


身近にある幸せ

「自由、本、花、月がある、これで幸せでない人間がいるだろうか。」

幸せは遠くにあるものではなく、身近なところにあります。日々の小さな喜び、自然や学び、家族や猫の存在――それだけで充分に幸せなのかもしれません。


映画『山のトムさん』は、目の前のことだけにとらわれず、少し遠くを見る大切さ、日常の中での小さな幸せ、自然や人とのつながり、穏やかな心の大切さを静かに教えてくれる、そんな作品です。

番外編「パンと猫とスープ日和

小林聡美を含め、ほぼ同じ方々で物語が進むドラマ。『山のトムさん』と似てるようで,美味しい時間が流れます。