2019年スタートしたお家アマゾンプライム初映画、「 言の葉の庭」。
しかも、映画を観る時、映画の中と同じぐらい激しい雨が降って、まさに、映画とシンクロするかのような不思議を感じた映画でもあり、当時、たくさんいただだいた畑のニラのしたごしらえをしながら観た事もあり… 「言の葉の庭」は色んな思いが詰まった映画です。
今日の京都は晴れですが、なぜか、無性に観たくなった映画です。
あらすじ
靴職人を目指す高校生・タカオは、雨の朝は決まって学校をさぼり、公園の日本庭園で靴のスケッチを描いていた。ある日、タカオは、ひとり缶ビールを飲む謎めいた年上の女性・ユキノと出会う。ふたりは約束もないまま雨の日だけの逢瀬を重ねるようになり、次第に心を通わせていく。居場所を見失ってしまったというユキノに、彼女がもっと歩きたくなるような靴を作りたいと願うタカオ。六月の空のように物憂げに揺れ動く、互いの思いをよそに梅雨は明けようとしていた。アニメ作品。 (c) Makoto Shinkai / CoMix Wave Films
セリフ
いいの…どうせ人間なんてみんなどこかちょっとづつおかしいんだから。
そうかな…
そうよ。
27歳の私は15歳の頃の私より少しも賢くない。私ばかりずっと同じ場所にいる
今まで生きてきて…今が一番幸せかもしれない…。
やっぱりあなたの事、嫌いです。最初からあなたは嫌いでした。
私、あなたに救われたの。
外出の服が一枚づつ厚くなる度に、あの人はどうしているだろうかと思う。
観想
柿本人麻呂
映画の中には雪野とタカオの最初の出会いの日と最後の別れの日に柿本人麻呂の歌が出ます。
柿本人麻呂は持統天皇のもとで宮廷歌人として活躍し、「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む」は百人一首に選ばれています。
万葉集
雷神の 大響み
人生にはつまずいて上手く歩けなくなる時もある。でもそんな苦しい中でも人生一番の幸せを見つける事ができるかもしれない。思わぬ出会いによって成長していく二人の姿に心が温まります。
言の葉の庭・AmazonPrime
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言の葉の庭・予告編
言の葉の庭・Rain
言葉にできず凍えたままで人前ではやさしく生きていた…
道路わきのビラと壊れた常夜燈街角ではそう…だれもが急いでた。
きみじゃない悪いのは自分の激しさをかくせないぼくのほうさ…