
「ピザ!」は見放題がすぐ終わるという事と観た映画。この前観たインド映画「マダム・イン・ニューヨーク」がとても良かった事で選んだ映画でもあります。
学校も行けず、烏の卵を盗み食いしながらもインドのスラム街で力強く生きる兄弟に心打たれました。
あらすじ
南インドの都市、チェンナイ。スラム街に住む幼い兄弟は、日々働きながら生活していた。そんな中、街に初めてピザ店がやってくる!色とりどりの具がのるピザに釘付けの兄弟。想像できない味を体験してみたい。しかし、それはなんと家族の1ヶ月の生活費よりも高かった!そこで二人は…(AmazonPrime)
感想
お父さんは牢屋、お母さんとお婆さん、それからまだおねしょから卒業できてない幼い弟とお兄さん。お住まいはいわばスラム街。

金はなくても穏やかな生活だった彼らの前に見たこともない食べ物が現れ、その食べ物に翻弄されてしまう兄弟。
その食べ物…とはピザ!どうしても食べたい、でも300ルピーもする。

おばあさんがピザ屋のチラシを見て何とか似た形で作ってくれますが、肝心なチーズが抜けているピザに興味を示すのはワンちゃんだけ。
兄弟は本気になります。ピザを食べるため、家で飼っているワンちゃんまで売ろうとするほど本気で金を稼ぎます。
心が痛むシーン
映画は笑いが多いですが、心が痛むシーンが二個所あります。
その1
愛する孫たちにピザも買ってあげられない、牢屋にいる息子にためにも何もできる事がないおばあさんは「私は何もできない。食べて寝るしか何の能もない」と自分を責めます。しかし、そのおばあさんに、「おばあさんは食べて寝るしか何の能もないでしょう!」とそのままお婆さんの言葉を返すお兄さんの姿。
その2
ピザ屋に入りたいという事だけで、ピザ代を稼いた彼らはスラムの子というだけで門前払い。その後は服を買うために奮闘!運も付いて、立派な服を着てピザ屋にリベンジに行くが、服が変わってもスラムの子というレッテルは変わらない。店に入るところか、店主に殴られてしまう時は大人って、何だろうと思ってしまうシーンでした。
グッと来るシーン
こころが痛いシーンもあるけど、感心するシーンもあります。
その1
柵の向こうには金持ちの息子がいて、いつも格好モノを見せてくれます。あの日、彼は自分が食べ残したピザを兄弟の前に出して、食べてと言います。
すぐさま手がでそうな弟、しかしお兄さんは断ります。
「あんな残りピザを食べたいか?」
その2
婆ちゃんにひどい言葉を発した日は自分にも思わぬ事が起きた日でもありました。
その悲しい気持ちで家に帰るとなんと、おばあさんがお亡くなったのです。
しかし、お葬式の費用がない。そこでお兄さんはピザを食べるため一生懸命働いて大事に持っていた300ルピーを母に渡します。そのお金でお葬式は盛大に行われます。
セリフ
なぜスラムの子どもと知ってる?
ボロボロの服を来ているからだ。
きれいな服を着た人はお金を持ってるからだ。
人は服で判断される。
私は何もできない。食べて寝るしか何の能もない。
お母さんのおかけで私は働ける。一人じゃなやっていけない。
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