あらすじ
中学野球の天才投手だったミョンジェ(チャン・ギボム)は、聴覚を失って野球の道を断念し、ろう学校のソンシム学校高等部へ。一方、プロ野球界最高の投手だったキム・サンナム(チョン・ジェヨン)は飲酒による暴行事件を起こし、球界追放の危機に直面。名誉挽回(ばんかい)の機会として、ソンシム学校高等部野球部の臨時コーチに任命される。Yahoo!映画
韓国のタイトルは글러브(グローブ)・G-LOVE
実話を基にした映画。
セリフ
傷つけない唯一の方法は何もしないこと
でも私たちは挑戦するんです。
心から野球を楽しむ方法は?勝つ気持ちを持つこと。その心で困難を乗り越えるんだ。
お前らに同情されるための汗じゃないむしろ無視して見下せそうすれば奮起するあいつらは奮起して走ればいいだが同情されたらやるきをなくすだろ?踏みにじってもいいが立ち上がる力は奪うな
名投手がひとりいても何も変わらない野球は投手ひとりでできないと今日の試合で分かったはずだ。 一番怖い相手は到底勝てない強豪じゃない。我々を同情するチームだ。
お前たちは耳が聞こえない
声を出すのも怖いだろう
だが…声は耳だけで聞くんじゃない
ここ…ここだ
叫べ
心に響くように叫ぶんだ
俺たちが来た
ボコボコにしてやる
俺たちは怖くない
俺は自分が誇らしい
思い切り
踏みにじれれ また立ち上がればいい
「glove」とG-LOVE
知ってるか?野球には愛がある。
観想
名セリフが多い。心に沁みるセリフが多い。
どん底まで落ちたキム・サンナム.........やる気の一欠片もなかった彼が…徐々に変わり、本気でチームに向き合う姿を素晴らしく描いた映画。でも…変わるのは彼だけではない。
ミスしていいが申し訳ないと思うな球を最後まで見て打ち、内角の球は当たってもいい死ぬやつはないぞ
ミスをすると「お前のせいでチームが負けた」と人格を無視した険悪な言葉を軽々と出すコーチや酷い体罰や差別でmediaに出るコーチも少なくない世の中.........負けるのが同然とも言える状況で「ミスしていいが申し訳ないと思うな」と言ってくれるコーチ。
厳しい時は限りなく厳しいが、その底にある優しさを知ってる彼らこそ、最後までやりたかった試合。死ぬほど勝ちたかった試合。その結果は…。
「0-82の大敗」
『ホームランが聞こえた夏』…昨日、ニュースで「0-82の大敗」という記事を観て浮かんだ映画でした。わせがくは通信制で、心身の調子を崩したり、中学で不登校になったりした生徒さんも通う学校だそうです。そのわせがくで「それでも野球がしたい」と入部し、野球が仲間をつくる舞台になってきたと…。
【高校野球】0-82の大敗に「没収試合も考えた」 ひたむきに奪った“15のアウト”に監督は感謝
あり得ない事が当たり前のように次々と起きる世の中.........で、極めて純粋な物語り。心が浄化されます。
20220711 アマゾンプライム対象です。
『ホームランが聞こえた夏』 予告編