実話を基にした映画。
あらすじ
1988年のソウル五輪重量挙げ種目で、金メダル目前の怪我により選手生命を断たれ、無気力な生活を送っていたジボンは、ひょんなことから田舎の女子中学校の重量挙げ部監督に就任。最初はまるでやる気のなかったジボンだったが、少女たちの魅力溢れるキャラクターと、純粋なひたむきさに打たれて、鬼コーチに変身。新設チームは着実に実力を付けていき、ついにはオリンピックまで目標とするようになるが、少女たちには大きな試練がおそいかかる―。(C)2009 Michigan Venture Capital & Next Entertainment World. All Rights Reserved.
映画紹介
元のタイトルは『킹콩을 들다』(キンコンキウルトゥルダ)です。
映画のストーリーは韓国の元重量挙げ選手전병관(全炳寬)の恩師정인영(チョンインヨン)コーチの実話を基にして構成され、作中人物の名前の中にも…実際、チョンインヨンコーチの指導を受けて重量挙げ選手になった人物の名前がそのまま使われています。
『重量ガールズ』は韓国で2009年映画館で上映され、好評を得ましたが、2011年のお正月(旧暦)に特番で地上波放送になって、再び、反響を呼んだそうです。
セリフ
…明日の結果は確信できない。
でもこれだけは確信している。
明日お前らが持ち上げる重さは
今まで背負って生きてきた人生の重さより遥かに軽いものだ。お前たちを信じてる。
…多くの人が金メダルに挑戦する。
でも銅メダルだったとしても人生まで銅メダルじゃない
もし金メダルでも人生も金メダルとは限らない…どんな時もあきらめずに最後までベストを尽くせばその人の人生は金メダルになるそのことに価値があるんだ…。
感想
やる気ところが生きる力なんかも失ってしまった人のどん底からの再スタート。
そこで出会った純白で力持ちの少女たち。人が人によって変わってゆく。自分の深い傷を他人の傷で治してゆく。それぞれの傷が新しい力になって…そこから希望が生まれる。
教え子に対するコーチの無限の愛情には…マジ…泣けます…。
笑って泣いて…心温まる映画でした。
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