将来の夢を持っていなかった主人公・外村は、高校でピアノ調律師・板鳥に出会う。彼が調律したその音に、生まれ故郷と同じ森の匂いを感じた外村は、調律の世界に魅せられ、果てしなく深く遠い森のようなその世界に、足を踏み入れる。ときに迷いながらも、先輩調律師・柳やピアノに関わる多くの人に支えられ、磨かれて、外村は調律師として、人として、逞しく成長していく。そして、ピアニストの姉妹・和音と由仁との出会いが、【才能】に悩む外村の人生を変えることに―。(C)2018「羊と鋼の森」製作委員会
あまり期待せず観て…期待以上…心に残った映画。ピアノに興味がない方にもおすすめです。
映画の後半部に出るセリフが特に心に残ってます。
…才能っていうのはものすごく好きだという気持ちじゃないかな…。
…諦めない気持ちを続けることが、才能なんじゃないかな…。
才能って…生まれ付きの特別な何かだと思っちゃいますが、ものすごく好きという気持ちだとすれば、誰だって、才能あり?と。でも諦めない気持ちを続けるところでアウト💧になったという悲しい現実…………………。
でも…
才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。
このセリフで…ちょっぴり…ホッとさせられました。
2019年Amazonプライムで観た映画ですが…今は対象外に😢