ここにいる人達は多分…みんな…婆ちゃんとの秘密を持ってる。
その彼らが見せる他人に対しての優しさ。その優しさで彼らはそれぞれの再生の物語を編んでゆく。
群青領域・セリフ
心の奥に誰にも侵されたくない場所がある。でもどれほど深い場所にも光はさしこむ。
もう終わりました。今はだれとも関わりたくないんです。
そうかい?だったら許してやることだよ。
許す?
この先…また誰かに関わりたいと思えたら…その時は自分を許していいんだよ。一生懸命、正直に生きていたんだろう?
でも…。
ジュンちゃん、あのさ…ちゃんと泣いてる?
…自分の心が苦しいと言ったら苦しいということなんだよ。
…私には悲しむ資格がないんです。
そうですね。私もそこから。
この場所がまだ必要だと言ってるんです。
誰かが自分を犠牲にしてると周りも苦しいんだと 気付いた。
もう逃げない…。
じゃ、また…。
群青領域・クックの庭
話したいのに話すことができなくなった人…ピアノが弾きたいのに弾けなくなった人。
夏はひまわり
秋はコスモス
クックの庭はみんなの庭
一緒に遊んで大きくなったね
大事な人を思って咲いてる
お互いの限界を懸命に乗り超えようとする二人の涙は綺麗…。
クックの庭&タンポポ鉄道
「クックの庭」はドラマの中だけの絵本です。同じく実際には存在してない本が話題を呼んだのは『重版出来!』第二話で登場した「タンポポ鉄道」。「クックの庭」も「タンポポ鉄道」も暖かい色合いで心が和みました。
群青領域・北斗七星
群青領域・その後
死ぬつもりではなく、ただ消えたかっただけ」とジュニ…誤って海に落ちてしまった彼女を助けてくれたれい。そこから始まる「青木荘」温暖物語。
もうしばらくするとね、この庭に一面パット花が咲くよ。
どんな花ですか?
お楽しみ。
それはあんたと私が他人だからね。
nhk・群青領域
【番外編】群青領域・ぬか漬け
おばあちゃんのぬか漬け、これに漬けとくと嘘みたいに美味しくなる…
でもね、毎日世話してあげないとだめになっちゃう
ぬか漬けはドラマの2話と8話で出ますが、8話のぬか漬けシーンが印象的でした。挫折したレイジに「おばあちゃんのぬか漬け、これに漬けとくと嘘みたいに美味しくなる…でもね、毎日世話してあげないとだめになっちゃう」と話すジュニにレイジが見せる飾らない自然な笑顔。
それは彼が青木荘に来て初めて見せた笑顔…ぬか漬を通じて彼が背負った過去の苦しみと緊張が和らげてくれる…心が温かくなるシーンでした。
ぬか漬けというと昔はドラマのように手間をかけて作る方が多かったと思いますが、今は漬けるだけのぬかも売っていますので、私のような面倒くさがり屋もぬか漬けを作れるようになりました。ずぼらぬか漬け!興味のある方はご参照ください😅