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『グランド・ジャーニー』

 

 

素晴らしい映画!『グランド・ジャーニー』


あらすじ

 
実話に基づく映画。Amazonprimeの配信は…一度…終わりましたが、今はまた見放題に変わっています。Amazonprimeの方には…是非観て欲しい映画です…。子供と一緒に観る映画としてもお勧めです。音楽も映像も俳優さんと雁たちの演技?も素晴らしい!心が浄化されます。
 
クリスチャンは風変わりな気象学者で、フランス・カマルグで雁の研究をしている。超軽量飛行機を使い、渡り鳥に安全なルートを教えるという、誰もが無茶だと呆れるプロジェクトに夢中だ。そんな変わり者の父親と大自然の中で過ごすバカンスなど、オンラインゲームに夢中な息子トマにとっては悪夢でしかない。Wi-Fiも繋がらない田舎で暇を持て余したトマは、ある出来事をきっかけにその無謀なプロジェクトに協力することに…。(C) 2019 SND, tous droits réservés.

感想...

思春期の真最中…何もかもが気に入らなかったトマが雁達と共に成長していく姿に、周りからも自分自身も馬鹿馬鹿しいと思われがちのお父さんの涙に、必死にトマを追って進む雁達に、美しい自然に…心打たれる。
天使の梯子が注ぐ海に降りてくるフラメンゴの群れ…嵐の海を乗り越えた瞬間の青空…トマを応援してくれる人々の温かい心…諦め掛けで遠くから見えてくる雁の群れ…数えきれない素晴らしいシーンには...もうたまらない。(映画の終わりに流れるスタッフ━ロールも必見)
地球は我々のものではない子孫からの借りものだ
映画の締めになるこのナレーションは今だからこそ、また受け入れが違う…借り物の部屋で事件を起こしたら、大家から追い出されるのは当たり前。これ以上・見て見られないと...人類が地球から追い出される日が永遠にきませんように🙏🏻
 

『ニルスのふしぎな旅』

映画に欠かせない一冊の本…『ニルスのふしぎな旅』

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『ニルスのふしぎな旅』の著者「セルマ・ラーゲルレーフ」さんは1858年、スウェーデンに生まれ。懸賞に応募した小説『イエスタ・ベルリング物語』で作家として出発。少女時代に足が不自由であったのが奇跡的に回復、この体験からか、作品の中で日常のできごとと、おとぎ話・怪談・伝説などとが混然とする特色がある。1909年、女性としては最初にノーベル文学賞を受賞。熱心な平和主義者でもあり、1940年、第2次世界大戦の勃発に心を痛めながらなくなった。
子供の頃、大好きだった本です。おそらく…アニメも観たはずなのに…内容はすっかり忘れたものの…ニルスが鳥に乗ってお空を飛ぶ姿は未だに忘れられません。
子供にも読ませようと…子供が赤ちゃんの時、本を購入してはすっかり忘れたのを映画を観て…思い出して…必死に探し出しました…😅

終わりに

この年になって、未だにある意味...無謀とも見える...チャレンジを続けられるのは...子供の時に出会った『ニルスのふしぎな旅』のお蔭ではないのかと...映画を観終わってからの自問自答…もありました。

CGが当たり前と言ってもおかしくない時代...鳥との飛行もCGなのではと思いきや.実写なんだとは…。本当の感動はこんなもんだと教えてくれる映画だと思います。
 
グランド・ジャーニー(字幕版)

グランド・ジャーニー(字幕版)

  • ジャン=ポール・ルーヴ
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