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女の子として生きる:ドキュメンタリー映画『リトル・ガール』

 

女の子になりたいと言い続ける4歳の息子に母はショックを受けます。それは無理というと子供は泣いてしまう。まるで、人生も夢も壊されたかのように……。

 

感想

この映画は実話、つまり、ドキュメンタリーです。
 
息子から女の子になりたいと言われたお母さんは妊娠していた時、お腹の子が女の子であって欲しいと思った自分のせいだと、自分を責めますが、先生は言います。
 
「それは誰のせいでもありません。原因は不明です。子供の望み通りしてあげるといいでしょう」
 
「女の子にならなきゃどうなるの?」
「サシャはサシャだ。女の子として生きていいと思う」
 
女の子みたいから男子に拒まれるし、男のくせにと女子にも拒まれる。
先生も理解してくれない。先生を真似するから子供達もサシャを受け入れない。
誰かを傷つけるわけでもないのに。
性別欄に記入しなくても誰にも問題はないのに。
みんな女の子として扱ったくれればいいのに。
女の子して受けられない学校。受け入れてくれる友達がいないサシャの悲しみ。
 
私たちが異常ではない証明。それは医師の証明。
それによってやっと変わり始める学校。
 
「いくら戦っても意味がない。頑張っても無駄」と小学2年生のサシャ。
しかし、その戦いを経て、友たちができて、サシャにも幸せな時間が訪れます。
まだ、その先にはたくさん、乗り越えないといけない、数え切れないほどの戦いが待っているとしても……。

トランスジェンダーの息子に対する家族の対応、息子のためにできることを探し、彼の考えを尊重してくれる親の姿が淡々と流れていきます。

学校の対応には怒りが出ますが、それが現実かもしれません。

これからの「みんな違って、みんないい」世の中になりますように。

映画『リトル・ガール』オフィシャルサイト&予告編

トランスジェンダーのアイデンティティは、肉体が成長する思春期ではなく幼少期で自覚されることについて取材を始めた監督は、サシャの母親カリーヌに出会った。
長年、彼女は自分たちを救ってくれる人を探し続けて疲弊していたが、ある小児精神科医との出会いによって、それまでの不安や罪悪感から解き放たれる。
そして、他の同じ年代の子どもと同様にサシャが送るべき幸せな子供時代を過ごせるよう、彼女の個性を受け入れさせるために学校や周囲へ働きかける。
まだ幼く自分の身を守る術を持たないサシャに対するカリーヌと家族の献身、言葉少なに訴えるサシャ本人の真っ直ぐな瞳と強い意志が観る者の心を震わせる。➡

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